[FIWC-C.COM] フレンズ国際ワークキャンプ中国 - JIA 組織第四期

FIWC-中国ハンセン病快復村支援プロジェクト
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第4期:「JIA理事会+JIA管理委員会」体制
    (2006年12月–2008年4月)

HANDAからの独立

JIA理事会のシステムが現状に適していなかったそのころ、JIAがHANDAのワークキャンプ部門であることも難しくなっていた。その原因は:

a. 組織の形態の違い:HANDAはハンセン病快復者ベースの組織である一方、JIAはボランティアベースであること
b. JIAの活動地域がHANDAよりも大きくなったため、HANDAがJIAの責任を負うことができなくなったこと
c. JIAの活動分野はハンセン病以外にまで拡大したが、HANDAはハンセン病に限られているということ
d. HANDAのような医療系NGOは中国国内で活動地域が細かく線引きされており、JIAが「HANDA」の名前を使って活動する場合、線引きに影響されて活動地域が限られてしまうこと

そのため、JIAはHANDAから2006年12月独立した。

その後JIAは2007年3月、香港でNPO法人登録に成功した。

JIA広西オフィス

JIA広西オフィスが2007年1月に南寧に解説された。その理由は:

a. 広西の3つの地区(南寧、桂林、河池)の発展を確実なものとすること
b. 広東と雲南の中間に位置するという地理的な特性を活かし、キャンパーの間でのコミュニケーションを促進すること
c. ベトナムへの交通が開けているため、将来の東南アジア進出への足がかりとすること.

しかし、JIAは資金や人的資源の不足に陥り、2007年9月広西オフィスは閉鎖された。

JIA理事会の変化―理事会+JIA管理委員会

JIA理事会が変化した。JIA理事会の理事は各オフィスの責任者3名となった。

  • G.Y.ワン:広州オフィス
  • カン=サンミン:雲南オフィス
  • 原田燎太郎:広西オフィス

それとは別にJIA管理委員会(JMC, JIA Management Committee)という委員会が設けられた。
JIA管理委員会はJIA理事会の理事3名と各地域の代表6名の合計で9名からなる。

  • 広東省広州:ジャン=シャンミン(中山大学)
  • 湛江:リョウ=ソンリン(広東海洋大学)
  • 潮州:ジャン=ロウ(韓山師範学院)
  • 広西壮族自治区南寧:ルー=ミン(広西医科大学)
  • 桂林:シュー=シャオリン(桂林医学院)
  • 雲南省:ゾン=ティンメイ(雲南大学)

仕事内容

JIA理事会は意思決定機関で、JIA管理委員会はJAI理事会の理事が各地域委員会の現状を知り、地域委員会の意見をJIA理事会の意思決定に反映させる目的で設立された。
こうしてJIA理事会は、長期にわたってJIAオフィスで働く安定的なメンバーによる意思決定を確保することができる。
また広州委員会の弱体化にも歯止めをかけ、また広州以外の地域の参与も確保することができる。

問題点

しかし実際はこの時期JIA理事会とJIA管理委員会、JIAオフィスは何もかもがうまくいかなかった。JIA理事会は定期的に開催されず、議事録も作成しなかった。
JIA管理委員会のほとんどの委員はJIA管理委員会の機能を理解しておらずただの報告の場と化した。
JIA理事会はまた現実的で安定的に地域委員会を意思決定プロセスに巻き込む術を知らなかった。
またJIA管理委員会の委員となっている代表がその地域の意見を性格に代表しているか否かにも確信がもてなかった。

JIAオフィスの問題

JIAオフィスの問題でいえば、雲南オフィスはJIAを雲南省政府にNPO法人登録することに集中し、雲南委員会のマネージメントがおろそかになった。その上NPO法人登録は失敗に終わった。
広州オフィスは、プロジェクトの重要な機能が集中する雲南オフィスとのコミュニケーションがうまくいかず、プロジェクトを進める上で困難を抱えた。
そのため、広州オフィスはこの状況を打開するためのディスカッションに多大な時間を割くことになり、仕事に集中することができなかった。

チームネットワーク

またボランティアチームネットワークは、多くの地域のコミュニケーションチームと広州のバックアップチーム以外、ほとんどが機能しなかった。
機能しないまま各地域委員会に存在し続けたこのチームネットワークはそれぞれの地域に悩みの種をまいただけに終わり、また地域委員会の発展を阻害する要素にさえなった。
現在に至るまでこのチームネットワークはキャンセルされたのか否かも明確ではない。
この時期はJIAワークキャンプコーディネーションセンターにとって退化となった。

地域委員会

その一方、各地域委員会は発展を遂げた。JIAは本来ならばJIAが行うべきであったトレーニングワークショップなどのプロジェクトを地域委員会に任せ、ほとんど干渉することがなかった。
そのため、地域委員会が行うプロジェクトの質はそれほど高くはなく、またJIAオフィスがそれをコントロールすることもできなかった。
しかし現在、各地域委員会は自らのアイディアによって自分たちは自分たちで発展するべきで、かつそれが可能であることを認識している。
しかし、JIA理事会は意思決定プロセスに地域委員会を巻き込むことに2008年現在までも引き続き失敗している。それどころか、JIA理事会は自らの年度計画すらきちんと制定することができず、各地域委員会に困惑を与えている。

組織図

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主な出来事

時期
場所 関係者 出来事
2006年12月
広州 JIA理事会 HANDA JIAがHANDAより独立
広州 JIA理事会 JIA管理委員会設立
2007年1月
南寧 JIA理事会 広西オフィス開設
2007年6月
南寧 広西オフィス ロックフェラー兄弟財団との2年契約開始
広州、昆明 広州オフィス、雲南オフィス Yale-China協会とのインターンシッププログラム開始
2007年5月
南寧 南寧のキャンパー 南寧委員会設立
2007年9月
南寧 JIA理事会 広西オフィス閉鎖
湖北 湖北のキャンパー 湖北省ワークキャンプ団体設立
2008年3月
海南 JIA広州オフィス、広州委員会 海南開拓